釧路市行政視察



自由民主党相模原市議団で行政視察を行いました。

1 釧路市視察(1日目)

日時 :令和元年7月23日(火)午後1:30~午後3:30

場所 :釧路市役所防災庁舎5階会議室

参加者:小野沢 耕一、古内 明、大槻 和弘、大八木 聡、折笠 正治

 

【視察の目的】

本市では、全国学力・学習状況調査結果が下位に低迷している。教育委員会の指導の下、教育現場における熱心な取組により、改善傾向はみられるものの、未来を担う子ども達の「生きる力」を着実に育むといった点や、「本市で教育を受けて良かった」と本市に愛着と誇りを持てる人材の育成等といった観点からも、この更なる改善・向上は喫緊の課題といえる。
こうした状況を踏まえ、子ども達の「基礎学力の保障」を条例化し、またその主体を市長・教育委員会だけとせず、議会、保護者、地域の団体等の責務と役割を明確に定めた釧路市の先進事例から、本市の子ども達の学力向上はもとより、教育環境全体の更なる改善策を検討すべく、本視察を実施したものである。
併せて、同じく教育を「学校任せ」にせず、「学校」「子ども」「家庭・地域」の3つの立場に対し、それぞれをサポートし、且つ連携を深め、これにより子ども達の「学び」全体を支える全体像を明示した「釧路っ子の『学び』を支える管内教育推進マップ・3S(サポート)についても、本市の今後の取組への参考とすべく説明を受けた。
また、上記条例が議員提案により条例化された点についても、本市における議員提案条例制定促進に向けた参考とすべく、「議員提案条例が制定された行政・市民へのインパクト」「意義」等について聞き取りを行った。

 

【所見】

教育が、学校、家庭だけの問題ではなく、地域全体を含めたものであるとの認識が広まったことが、大きな成果。

  • 努力義務規定であるが、「議会」「保護者」「地域団体等」等の責務を明示した点は大変有意義である。
  • 議員提案議案であったが故に、「議会の責務」等、行政側からは発議しにくい内容が提案でき、その有効性に繋がった。

⇒本視察の成果を活かし、「基礎学力の保障」を出発点に、子ども達の「生きる力」をしっかりと育てることを最終目標に、行政・教育委員会(学校)・議会・地域・保護者が確実にその責務・役割を果たすことができる体制づくりに繋がる取組を具体化していきたい。

 

視察の様子

 

2 釧路市視察(2日目)

日時:令和元年7月24日(水)午前9:30~午前11:30

場所:釧路市役所2階会議室
釧路川リバーサイド(現地視察)

 

【視察の目的】

整備により、地域の人々のふれあいの場やイベント会場等として賑わいの創出に成功した同事業を、本市の河川・湖畔整備の参考とし、観光振興や「交流の場」の整備促進に役立てるべく、実施したものである。

 

釧路川リバーサイド整備事業について

釧路市の中心を流れる釧路川は、人々の社会・生活基盤と結びつき、  地域の文化を守り育ててきた。
一方で、釧路湿原に通じる豊かな自然を残しており、これらの自然や  文化を次世代に継承していきたいという願いを込め、「釧路川ふるさとの川整備計画」の基本テーマが設定された。そして、基本テーマの理念の下、災害に強く、自然環境を守り、社会環境を育む整備内容が認定された。
釧路川の整備について、市民の関心はとても高く、整備計画の認定に至るまで、いろいろな取組が行われた。
河口の「ぬさまい橋」からは、上流1.3kmまでの整備計画が行われた。
この整備事業は、「にぎわいと交流のエリア」、「親水レクリエーションエリア」、「自然ふれあいエリア」の3エリアに分かれている。
現在は、イベントスペースや、市民の賑わいの創出など多岐に活用している。

 

【所見】

本市も、相模川をはじめ、河川を有している。昨年では、集中豪雨の影響で水位の上昇により花火大会が中止されるなどの記憶は新しい。河川の防災対策は今後の本市としても課題でもあるとともに、本市を流れるふるさとの川においても、今後、賑わいを有する取組が必要だと考える。