創造都市に向けた課題点を札幌市から学ぶ

報告者名山口 美津夫 議員
参加者名中村 昌治 議員、小野 弘 議員、古内 明 議員、渡部 俊明 議員、宮崎 雄一郎 議員、山口 美津夫 議員
視察先又は研究会等名称北海道札幌市
視察期間又は開催日平成27年8月19日(水)~8月21日(金)
内容・所見等【地方議員セミナー】
地方議員は、住民の信頼を得てその立場にある。
そのため住民の意見を把握し、さらには議会の場で意見具申をするなど、自らが努力する必要性がある。
従来、住民の代表性を踏まえた審議機能、二元代表制における監視機能など、地方議会が果たすべく役割を認識し、新たな取組も考えていく必要がある。
今回の研修では、議員の活動やそれに対する責任、条例提案などを学んだが、相模原市議会における議員活動も決して遅れているとは思わない。むしろ先駆的な市議会だと思うところが多くあった。

【集中講座】 札幌市役所 視察
創造都市は、市民一人ひとりが創造的に活動する都市であり、市民の創造活動の自由な発揮に基づき、文化と産業における創造性に富、同時に環境問題やローカルな地域社会の課題に対して創造的な問題解決を行なえる創造都市である。
札幌市においても年々生産年齢人口の減少が見られる中、魅力ある都市をめざし、人を引き付ける様な対策に取り組んでいる。札幌雪祭りなども行き詰まっており、新たな魅力作りを目指す「創造都市さっぽろ」がある。
また、地域の特性を活かした市全体がアートとしての場を提供しており、市民の関心も大きくなっていることには驚かされる。
歴史あるものに対する保護の考え方やアートとしての利用法には驚かせられた。
本市には、都市部には無いような自然が豊かにあるので、こういった自然を有効に生かしたまちづくりが望まれる。
特に、津久井地域の藤野地区では世界のアート作家が多く居住しているため、今後のまちづくりの観点から自然の利活用が考えられると思う。
札幌市や他の創造都市を目指している市では、自分の街を誇りに思う市民と行政の考え方が一致していることがこのように住みやすい世界に誇れるまちづくりにつながると考える。
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